中国の大手デベロッパーGRAND JOYが不動産投資会社GoHigh Capitalとの共同出資により、2020年12月北京市大興区に次世代型ショッピングモールの新たなブランドとして「JOY BREEZE」を開業。コンセプト立案から室内設計をGARDEが手掛けました。
大興区は2019年9月に開港した大型国際ハブ空港を擁し、急速に開発が進むエリア。おしゃれで上質な郊外型のライフスタイルを志向する20代後半から30代後半のリッチなニューファミリーが続々増えています。「JOY BREEZE」はそんな街の新たなランドマークとして、ニューファミリーのためのおしゃれで上質な、洗練されたライフスタイルを提供するショッピングモールとして誕生しました。
もともと敷地内に火神を祀る火神廟があったことに由来し、建物の建築設計コンセプトが「ランタン」であったことから、内装設計ではランタンの内に灯る「灯火」をテーマにしました。JOY BREEZEがこの街を明るく照らし、温かく包み込み、人々の暮らしを豊かにするというメッセージが込められています。アトリウムにはランタンに見立てた吹き抜けがつくられ、「火の揺らぎ」や「立ち上る熱気」などをデザインモチーフに、上昇する縦軸の空間がダイナミックに広がります。
新たな時代の息吹を感じさせるJOY BREEZEは、この第1号店を皮切りに今後さらなる展開も予定され、北京のみならず全国から注目を集めています。
業務内容
コンセプト立案、基本計画、基本設計、実施設計、監修
北京大興JOY BREEZE
オープン:2020年12月25日
所在地:北京市大興区黄村東大街38号
構造:地上7階、地下1階
延床面積:約150,000 ㎡(駐車場面積含む)