GOCA開業記念イベントレポート:3日間で約300名が来場、華やかに幕を開ける

2025年1月31日、GARDEは創業40周年の節目に、ニューヨーク・チェルシー地区に初のアートギャラリー「GOCA by Garde」を開業しました。これを記念し、1月28日から30日までの3日間にわたり、業界関係者やアート愛好家を迎えたオープニングイベントを開催。総勢約300名の来場者が訪れ、大盛況のうちに幕を閉じました。

GOCAは、日本およびアジアのアーティストをアメリカそして世界へ紹介する拠点として、絵画、彫刻、陶芸など多彩なアート作品を展示するGARDE初となる国外でのアートギャラリーです。
GARDEは15年以上にわたり、世界中の若手クリエイターを支援する活動を続けており、このギャラリーの設立もその取り組みの一環です。アートの最先端とされるニューヨーク・チェルシー地区において、日本およびアジアのアーティストの架け橋となる役割を担うGOCAは、新たな文化発信の場として期待されています。

オープニング展では、現代日本のネオポップジャンルを牽引する注目の若手アーティスト、奥田雄太による個展「KAN-SHA BOUQUETS!」が開催。最新シリーズ「花」を披露し、力強い筆使いと鮮やかな色彩で「日常の中にある感謝」を表現した作品が、多くの来場者の共感を集めました。

GARDEが注力する新規事業としてのアート事業は、ニューヨーク・チェルシーから新たな文化の風を送り出し、日本およびアジアの現代アートをグローバルに発信する重要な役割を果たしていきます。

1月28日 オープニングディナー
ギャラリーの新たな門出を祝うオープニングディナーが、ニューヨークの名店「Odo」で開催されました。アート業界に携わる20〜25名のVIPゲストが集い、ワイン、日本酒、シャンパンが提供され、食とアートが融合する特別な夜となりました。

1月29日 VIPプレビュー
この日は、アートコレクターや業界関係者、アーティストが集まり、GOCAの空間をいち早く体験。ニューヨークの名店「Noz」の寿司が振る舞われ、来場者は作品を鑑賞しながら、アートについての熱い議論を交わしました。

1月30日 オープニングレセプション
一般公開初日となったこの日、ギャラリーには想定を超える多くのアート愛好家が訪れ、活気に満ちた雰囲気に。来場者がギャラリーの外で順番を待つほどの盛況ぶりとなり、GOCAへの期待の高さがうかがえました。

GARDE社長・室によるオープニングスピーチ
「当社GARDEは、これまで東京・南青山の本社内でアートギャラリーを運営し、若手アーティストの支援を続けてまいりました。今回、NYチェルシーにギャラリーを設立したのは、その活動の延長であり、新たなステージへの挑戦でもあります。

ニューヨークのアートシーンは常に進化し続けており、GOCAではアジア人アーティストに特化して紹介することで、アートの多様性を広げ、よりグローバルな視点を持つシーンの形成に貢献できると確信しています。

また、GOCAは単なるビジネスではなく、文化的・社会的な影響を持つ意義あるプロジェクトです。ギャラリーを通じて多様な人々がつながり、新たなムーブメントが生まれる場を提供したいと考えています。
今後も、皆様に長く愛されるギャラリーへと成長させてまいりますので、温かいご支援を賜れますと幸いです。」

GOCA 概要

名称: GOCA by Garde
所在地: ニューヨーク・チェルシー地区
スペース面積: 約223㎡(2,400平方フィート)
GARDEが手掛けるアートギャラリーであるGOCAは、ニューヨーク・チェルシー地区に位置する日本およびアジアの現代アートに特化したギャラリー。絵画、彫刻、陶芸を通じて新進気鋭から著名なアーティストを紹介し、文化交流と対話を促進する場として活用予定。

アーティスト情報

奥田雄太 (Yuta Okuda)
日本のビジュアルアーティストで、細密な線画と太いストロークが特徴のミニチュアペインティングを制作する。これまでにニューヨークのMizuma & Kips、台湾の333 Galleryなどで個展を開催。アートバーゼル香港やアートフェア東京2024などの国際的なアートフェアにも出展。近年では上海のPowerlong Museumでも個展を開催。ファッションデザイナーとしてのキャリアを経て、ロンドンのISTITUTO MARANGONIでファッションデザインの修士課程を修了。2022年に自身のスタジオ「Yuta Okuda Studio」を設立し、広告、ブランドコラボレーション、編集プロジェクトなど多分野で活動を展開。

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