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LA発、日本国内で手作りのラグジュアリーアロマキャンドルで至福の時を過ごす

ローズクォーツ含有のアロマ マッサージキャンドルとは?

ローズクォーツはピンク色の石英で、和名は「紅水晶・紅石英・バラ石英」です。10月の誕生石で、石言葉は、美や愛。その為、欧米では「ラブストーン」と言われており、パワーストーンとして人気で「愛を育む石」として恋愛成就のお守りともなっています。

また、愛情運や良好な人間関係に効果があるとされ、職場のコミュニケーションを円滑にすることから、仕事運UPにもつながると言われています。極限までパウダー状に加工したローズクォーツをオーガニックオイルやワックスと配合し、アロマキャンドルとして愉しむだけでなく、マッサージオイルとして使うことができます。半貴石を直接、身にまとい、豊穣な香り、揺らめく炎を楽しむ時間は、かけがえのない経験、そして特別な習慣になることでしょう。

また、一般的なアロマは、アルコールや水などを含有するのに対して100%天然香料の精油のみを使用しているのも特徴の1つです。

ラインナップとしては現在、ローズベースの精油+ローズクォーツの組合せの他に、ラベンダーベース+ムーンストーン、マンダリン(柑橘系)ベース+フローライトパワーストーンがあり、中でも当稿で取り上げたローズが一番人気との事です。

炎を乱反射するガラスの煌めき、オクタグラム(八芒星)※がモチーフとなっている内蓋の織り成す光と影は幻想的で、時を忘れて魅入ってしまいそうですね。
※八角形の図形で完全性や再生、無限の循環などを象徴し、幸運を呼ぶとされています。

プラスαのこだわりで、空間が「居場所」として完成する

オンオフ問わず、生活していく上でインテリアの果たす役割は大きいと考えています。 効率を上げたり、安心感を与えたり、とその空間がもとより備えている機能性「インテリアデザイン」に今回ご紹介したアロマキャンドルのような嗜好性の高い要素を加える事で「空間」は、はじめて「居場所」に変わる、といえるでしょう。

出典: i- store (i-life-steering.shop)

GARDE公式HP:https://garde-intl.com/
GARDEデザインマガジン:https://www.gardedesignmagazine.com/

GARDE for 『ハイアット ハウス 東京 渋谷』多様性の街 SHIBUYAでアート探訪

施設のプラスアルファの魅力を発見 「アート鑑賞」

ハイアット ブランドの1つ「ハイアット ハウス」の東京初進出となる「ハイアット ハウス 東京 渋谷」は、100年に一度ともいわれる渋谷駅中心地区の再開発プロジェクトにおける主要施設の一つ、「Shibuya Sakura Stage」内に2024年2月にオープンしました。GARDEは施設の共用部から客室全般の基本計画、基本設計、実施設計、設計監修、アートコーデイネート、調達設置、サイン基本計画を担当させていただいています。総部屋数は125室で全室内にキッチンやオーブンレンジ、食器やカトラリー、洗濯乾燥機を有しており、渋谷の街の多様性からインスピレーションを受けたアート等も配され、最新の施設で暮すように滞在する事が可能です。

今回はこの魅力的なプロジェクトからエントランスなどの共用エリアに配されているアートを中心にご紹介します。通り過ぎるだけではもったいない、アートミュージアムを訪れたかのような創造的で豊かな時間を体験できることでしょう。

まずは、3階のエントランスエリアにある、ラファエル・ローゼンダール作 「Into Time 14 06 06」。このレンチキュラー作品(見る角度によって異なる見え方をしたり、立体的に見える特殊なレンズ加工を施したシート)は、2013年にNYで発表以来シリーズ化されています。鑑賞者の動きに応じて変化を見せ、人が往来するエントランスエリアには最適な作品といえます。

そのまま右手のエレベーターホールに向うと通路の壁面にラグジュアリーブランド「ロエベ」とのコラボレーションで話題になっている作家fumiko imanoによる写真作品群が並びます。35mmカメラで撮影したセルフポートレートを切り貼りして作家自身が双子のように見えるフォトモンタージュのシリーズ作品です。下の画像では見難いと思いますが、彼女のどこか微笑ましくもファッショナブルな作品達を施設ご利用時にお楽しみ下さい。

また、2階のエントランスエリア側からエレベーターホールに到着すると、映画『浮雲』に登場する 「空」を再現したミクストメディア作品で、グーグルマップのストリートビュー画像を素材に電線やパノラマ画像のつなぎ目などの歪みを可視化した、姉弟ユニット「SHIMURAbros」の作品 「TRACE-SKY-Floating Clouds 08」に出会えます。見入ってしまい、エレベーターを乗り過ごさないようにご注意ください。

ロビーフロア16階に到着し、エレベーターを降りて正面に見えるマルチファンクションルームの前には、藤本由紀夫のオルゴール作品「V.-6-GREEN」「V.-9-GREEN」が2点並んでいます。
右側は9台のオルゴールがそれぞれ一音だけが鳴るようになっていて、左側は「星に願いを」などを奏でるオルゴール6台が内蔵されており、これらは鑑賞者がそれぞれのゼンマイを廻して同時に鳴らすことで一期一会のオリジナルメロディーを奏でる事が可能となっています。

次にロビーフロアをフロント方面に向かうと左手にロサンゼルスを拠点に活動しているアーティスト、デイヴ・ムラーによる作品が見えてきます。作家が所有する古いレコードのデザインから着想され、プライスタグや廃盤になったレコードのラベルまでが細かく独特の味わいをもって再現されています。日本の作家だけで構成されていないあたり、ここでも国際的な渋谷の多様性を感じ取れると思います。

デイヴ・ムラー作品の反対側に目を転じてみるとフロントカウンター上には、トレンド再燃中の三島喜美代のセラミック作品2点が風景に溶け込むかのように配されています。手前は、ダンボールに入ったコカコーラゼロを模ったセラミック作品「Box Coca Cola Zero 22-3」、奥には新聞をシルクスクリーンでセラミック素材に転写した「Newspaper 20-6」がエレガントかつ、冗談のような自然さで、気付かれたゲストだけに極上のアートエンターテイメントを提供しています。

さらに奥に進み、メインダイニング「MOSS CROSS TOKYO」の店内。 メキシコ拠点のガブリエル・リコによる刺繍作品は、緻密かつ大胆に描かれ、フォークロア的な懐かしさをも感じさせる、優しく洗練された作品です。

宿泊室があるフロアの各エレベーターホールには、被写体の表面に直接水性ペンで線を描いたものを撮影した石場文子によるシリーズ作品、「2.5」を展示。
三次元の対象物を二次元の線で閉じ込めてから写真撮影することで物体のユニークな存在感を楽しめる作品となっています。
該当フロアの利用者以外が自由に鑑賞出来るエリアではありませんが、複数回ご利用時に都度の楽しみとしたり、エレベーターを降りた際に自分の宿泊階であることをナッジ的に示す効果もあったり、とアートの持つ独自性をサービスに活かすスマートな仕掛けとなっています。

同じく石場文子による「2.5」シリーズ。2次元と3次元の間の不思議な感覚と前進色のオレンジを背景とすることで起こる距離の錯視感も魅力といえるでしょう。

泊まる、食事する、買い物をするだけではないパーソナライズされた文化的で豊かな体験に

ハイアット ハウス 東京 渋谷の魅力は、提供されるサービス以外にゲストが街全体と融合し、アートや音楽、ファッションなどのカルチャーと渾然一体となれるところにもあるのではないでしょうか。本稿では特にアートにフォーカスしましたが、それ以外のユニークな魅力を今後もご紹介していきたいと考えています。

■ハイアット ハウス
https://www.hyatt.com/ja-JP/brands/hyatt-house
■ハイアット ハウス 東京 渋谷
https://hyatthousetokyoshib
■GARDE公式
https://www.garde-intl.com/

お寺に泊まる文化体験「宿坊」のいろは

寺社に宿泊しながら日本の伝統文化を体験することができる場所「宿坊」。
この記事では、宿坊の魅力ついて紹介していきます。

宿坊の起源

遡ること平安時代(794〜1180年)。宿坊は寺社へ参詣する貴族への宿泊施設として誕生したことが起源と言われています。その後、鎌倉時代~江戸時代(1180~1868年)という時の流れを経て、僧侶や参詣者のための宿泊施設から、一般庶民にとって馴染のある娯楽へと変化していきました。
そして昨今、宿坊は現地民だけの居場所ではなく、海を越えて外国人観光客の異文化体験としても人気を博す施設となっています。

宿坊の見どころ

一般的な宿泊施設とは異なる宿坊。その魅力はやはり、お勤めや修行、精進料理などの非日常的な文化体験を味わえることでしょう。
施設により内容は異なるものの、宿坊での体験は以下のような例が挙げられます。

・お勤め-僧侶によるお経の読みあげ。ご先祖供養や家内安全を祈念する儀式。
・瞑想-心を静め呼吸を整えることでリラックスした状態を作る。
・座禅-姿勢を正して坐った状態で精神統一(瞑想)を行う。
・写経-お経の書き写し。一文字ずつ丁寧に写すことが大切。
・写仏-仏さまの絵図を下絵に描き写しを行う。
・滝行-滝の水流を全身に受けることで心身を鍛錬する修行。
・精進料理-仏教の教えに基づく、肉類、魚類を使わない植物性の食事。

これらの体験は非日常という特別感だけでなく、体験者の心身にも良好な効果をもたらします。
写経、写仏などの作業は集中力を高め、瞑想や座禅はストレスや不安の軽減により心を落ち落ち着かせる働きがあります。また世界でも注目されている精進料理は、野菜中心の料理であることから栄養バランスに優れたメニューが豊富なことでも知られています。

歴史が創り出した唯一無二の空間

日本最古の寺院は1400年の歴史を持つと言われています。日本の伝統建築である社寺建築は一度建築すれば500年は存続し、地域に根付く歴史的建造物として長く愛されていきます。このような長い歴史を育み、その寺院ならでは魅力を創りあげていくのです。

宿坊を通じて、寺院の中には、普段は拝観できない重要な文化財を見る機会や体験するプランを用意しているところも数多くあります。
間近で歴史・建築・芸術に触れ、その中で寝食するという体験は五感を研ぎ澄ませ、自身と向き合う好機ではないでしょうか。

さいごに

日常の喧騒から離れ、静寂な空間で心身を癒す宿坊。
修行体験や精進料理などの日本文化の学びの場として、また、自然に囲まれた環境の中でゆったりとした時間の流れを感じてみるのも宿坊ステイの醍醐味です。

Webメディア「タビイコ」では、提携している市町村と共に地方の観光資源の発掘・育成・発信を行っています。ぜひチェックしてみてください。
Official website: https://www.tabiico.com/
Instagram: https://www.instagram.com/tabiico_adf/

「Unpack ’24」による世界のトラベルトレンド

旅行先のグローバル調査結果から、チェックしておくべきトレンド2つをご紹介 

エクスペディア・グループから、旅行トレンド「Unpack ’24」 を発表されました。「Unpack ’24」 は、エクスペディアホテルズドットコムを含むエクスペディア・グループ内のデータに加え、日本を含む世界14地域における2 万人の旅行者を対象としたグローバル調査結果に基づき、人気の旅行先から旅行業界における最新テクノロジーまで、2024年の旅行トレンドが6つ紹介されています。今回は、発表トレンドの中から2つご紹介します。

出典:エクスペディアWebサイトhttps://www.expedia.co.jp/stories/2024-travel-trends/

トレンドピックアップ1:テレビ番組や映画の影響で旅行先を選ぶ「ロケ地巡り旅」

昨年から引き続き「テレビや映画のロケ地を旅行先として選ぶ」トレンドが2024 年も続くことが予想されています。調査によると、半数以上(53%)が「テレビ番組や映画の影響で旅行先を調べた、もしくは実際に旅行を予約した」と回答しています。
日本人の回答限定では、影響元として最も多かった回答は「バラエティやドラマなどのテレビ番組(49%)」、次いで「本(38%)」、「ストリーミングサービス(16%)」となりました。グローバル平均の結果と比較すると、日本は特に「テレビ番組」の影響力が大きいことが伺えます。

世界中にファンを持つ日本の映画・アニメーション作品、例えば明治時代後期が舞台のゴールデンカムイや大正時代の鬼滅の刃には、その世界観に魅せられたファンも多く、この時代を象徴するデザインが施された旅館、ホテルは旅の目的の1つになり得ます。GARDEが携わらせて頂いたARUホテル京都などはその好例といえます。

インテリアデザインを担当したフランチェスコ リストリは、「大正ロマン」という独特な世界観で表される日本の芸術・文化の様式についてこのプロジェクトで初めて知り、「最初は西洋スタイルの模倣と感じたが、深く学ぶにつれて西洋の建築やアートに新たな解釈を加えた独特な世界観を創出していることに感動を覚えた」と言います。このような体験は国籍を問わず味わえることであり、映画の主人公が過ごしたロケーションでの実体験が旅行トレンドになるのは頷けます。

出典: ㈱GARDEプレスリリース 京都三条木屋町に出現した「大正ロマン」
~イタリア人デザイナーが作るモダニズムな世界観がそこに「在る(ARU)」~

トレンドピックアップ2:旅行における「生成AI時代」

2024 年には「生成AI時代」が到来し、この最新テクノロジーが旅行コンテンツにもたらす影響が徐々に高まる事が予想されています。生成AIの回答内容はプロンプト(AIへの指示内容)次第であるものの、観光地だけではなく、旅の目的そのものに影響を与えるでしょう。レポートでは、今後の生成AIの活用について、アンケート回答者の50%が「旅行予約時の生成AIの活用に興味がある」、69%が「生成AIは旅程のプランニングに役立つ」と考えていることが分かっています。

また、GARDEで製作したメタバース美術館「COCOWARP」のような疑似空間やゲーム内世界へVR技術を使ってご当地訪問するなど、新しいタイプの「イマ―シブ体験」も新しい旅行トレンドとなっていくことでしょう。

Unpack ’24 レポート全文はこちら
Unpack ’24 特設サイトはこちら

GARDE公式HP: https://www.garde-intl.com/
デザインマガジン: https://www.gardedesignmagazine.com/

参考リンク
https://aru-kyoto.com/
https://www.garde-intl.com/portfolio/por_details.php?ptid=167&img=5&lang=jp
https://www.cocowarp.com/

最新トレンドがまるわかり。 世界のデザインアワードをご紹介

GARDEでは、物件デザインが完成した後も、その空間やデザインの素晴らしさを広めることを目的に国内外のアワードへのエントリーを行っております。
数多くのハイレベルな応募作品から、審査員として集められたデザインの専門家たちによる公平な審査を経て受賞作品が決定します。
その中からGARDEが毎年エントリーを欠かさないデザインアワードを一部ご紹介します。

DNA Design Awards Paris
世界中の才能溢れるデザイン守るべく様々な活動やアワードを運営するFarmaniGroupとクリエイティブ集団InBetweenによりパリに設立。実用的で美しく、革新的なデザインによって私たちの日常生活を向上させる国際的な建築家やデザイナーの仕事を称えるアワード。

このアワードの最新の受賞記事はこちら

International Property Awards
International Property Media Ltd.主催により1993年に設立。中でもアジアパシフィック部門は、アジアにおけるデザインアワードとして広く認知されている。アジア太平洋地域の25ヵ国・地域より応募があり、約80名の専門家により審査される。

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MUSE Design Awards
メディアデザインの制作と流通を評価する新しい基準を提供することで、クリエイティビティを称え、促進し、奨励するというミッションに基づき設立されたInternational Awards Associate(IAA)が主催するアワード。世界中から集められた審査員約40名により審査が行われる認知度の高いアワードの一つ。

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International Design Awards
建築、インテリア、プロダクト、グラフィック、ファッションデザインにおける優れたデザインの先見性を認め、称え、促進し、世界中の新しい才能を発見するため、FarmaniGroupによって設立。少なくとも15年の経験を持つ業界のエキスパートによって、すべて同じ基準での審査が行われる。

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iF Design Award
ドイツを拠点とする International Forum Design(工業デザイン協会)主催により1953年に設立。優れたデザインと社会貢献の高さで知られている。応募作品は、56ヵ国より7,200件を超える。20カ国以上から集まった132名の著名なデザイン専門家によって構成された審査員により約2割が受賞する。

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DFA Design for Asia Awards
DFAアジアデザイン賞は香港デザインセンター(HKDC)の主要プログラムであり、卓越したデザインを称え、アジアの視点から優れたデザインを表彰する。2003年の創設以来、DFA Design for Asia Awardsは、優秀なデザイナーや企業が自身のデザイン、プロジェクトを世界に向けて披露する場となっている。

日経ニューオフィス賞
「ニューオフィス」づくりの普及・促進を図ることを目的とし、創意と工夫をこらしたオフィスを表彰するアワードとして日本経済新聞社と一般社団法人ニューオフィス推進協会(NOPA)により設立。23年で36回目を迎える。審査の視点は、ワーカーの快適性や創造性を誘発する環境や、地域環境への配慮、ITを活用した知的生産活動の場づくりなどによって評価される。

今回紹介したアワード以外にも素晴らしいデザインアワードは多くあります。
各アワードの受賞発表を覗けば、最新のデザイントレンドやデザインセンスを磨く絶好の場となります。
これを機にデザインの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

今後の受賞案内はニュースレターDesign Magazineにてお届けします。

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