Project

デザインアワード受賞数最多、カンデオホテルズ京都烏丸六角の魅力にフォーカス

毎年フランス・パリで開催される国際的なデザインアワード「DNA Paris Design Awards」INTERIOR DESIGN – Renovation部門にてHonorable Mention(特別賞)を受賞したカンデオホテルズ京都烏丸六角。今回の受賞をもって6冠を達成しました。

この物件の最大の特徴は、京都市登録有形文化財である貴重な町家「旧伴家(ばんけ)住宅」を中心にデザインしていることです。当時の貴重な伝統建築を保存・修復し、ホテルとしての新たな価値を持ちたいというクライアントのビジョンを実現しました。

町家建築の中でも、豪商が手掛けた贅沢な間取りと内装の空間であり、四季の移ろいを楽しむ中庭をはじめ、心の豊かさや心地よさをメインに設計されている伴家住宅。

既存の良さを活かしたデザインコンセプトとして、伴家住宅そのものの尊さを宝石の輝きに例え、要所に京都の伝統工芸品や装飾品を現代風にアレンジしたビジュー(宝石)を思わせるきらびやかな装飾を施しています。

多くの歴史的建築物や歴史的面影が残る周辺環境に馴染み、調和するデザインをかなえるため、内装は和風建築の特徴である直線を活かしつつ、パターンにはトラバーチン色や暖かさのあるピンクブロンズのディティールを組み合わせることで意外性のある洋風デザイン空間に仕上げました。ウォールナットを採用することで高級感も演出しています。

宿泊者に、歴史ある京町屋を隅々まで感じ、京都の伝統文化に浸り堪能してもらう空間として、ライブラリーやバーといったスペースを新設。滞在型文化体験施設としての機能を持たせています。

◆アワード概要
DNA Paris Design Awards 2023
フランス・パリで開催されるDNAパリ・デザイン賞は、建築、インテリアデザイン、ランドスケープデザイン、グラフィックデザイン、プロダクトデザインの各分野で優れたデザイナーを選出するアワード。世界中のデザインにおける優れた才能を支援すべく、さまざまな活動やアワードを運営するクリエイティブ集団、Farmani GroupとIn Betweenによって設立された。

◆プロジェクト概要
受賞プロジェクト:カンデオホテル京都烏丸六角
受賞カテゴリー:INTERIOR DESIGN – Renovation

GARDEでは、物件デザインが完成した後も、その空間やデザインの素晴らしさを広めることを目的に、毎年国内外のアワードへのエントリーを数多く行っております。

パリ発の注目ブランド【Polène(ポレーヌ)】 9月にオープンするアジア初旗艦店の制作にGARDEが参画

レザーグッズを扱うパリ発の注目ブランド「Polène」。
パリを拠点に2016年から旗艦店とECにて販売を開始しています。2020年には日本でもオンラインショップでの販売が開始され、2023年9月1日(金)、遂に東京・表参道エリアにアジア初の旗艦店がオープンします。
このプロジェクトでGARDEはローカルアーキテクト(基本設計・実施設計)・PM・施工を担当させていただきました。

パリ・ニューヨークの店舗と同様に、フランス出身デザイナー Valériane Lazard(ヴァレリ,アン・ラザール)氏が設計を担当。新店舗はPolèneの世界観を踏襲しつつも、東京店ならではのエレメントとして漆塗りの置き式什器を設置し、日本らしさを表現しています。
その他、フランス人ガラスアーティストのEmmanuel Barrois(エマニュエル・バロワ)氏による、ミッドナイトブルーの大判アートガラスや、レザーを用いた天井の照明器具と階段の手すり、落ち着いたカラートーンの砂漆喰で均一に仕上げられた壁が、Polèneらしい空気感を纏い空間を演出しています。

♦ブランドについて
2016年に三兄妹によってフランスで立ち上げられたメゾン「ポレーヌ」。卓越した職人のサヴォア・フェール(匠の技) によって表現される、独創的なフォルムが特徴的なレザーグッズとジュエリーコレクションを展開。それぞれのアイテムのデザインからは、ミニマリズムとクリエイティビティの融合が感じられる。スペインの皮革産業で有名な街、ウブリケの職人が手作業でバッグを一つずつ製作。

Polène日本公式オンラインストア:https://jp.polene-paris.com/
東京店舗:https://jp.polene-paris.com/blogs/stores/tokyo
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000122219.html

画像提供:Polène

その他、GARDEが手掛けたプロジェクトは以下リンクよりご確認いただけます。
https://garde-intl.com/top.php?lang=jp

CASETiFY STUDiO アミュプラザ博多とCASETiFY OSAKAの制作にGARDEが携わらせていただきました。

カスタムできるスマートフォンケースやアップルウォッチバンドが海外セレブや国内外の著名人、インフルエンサーの間で話題となり、SNSから人気に火が付いた、スマートフォンケース・テックアクセサリーブランド、「CASETiFY(ケースティファイ)」。

GARDEはこの度、九州エリア初進出のアミュプラザ博多と、ブランド史上初となるフラッグシップストアとしてオープンした大阪の2つのプロジェクトにおいて設計、ローカルアーキテクト、施工を担当させていただきました。

■CASETiFY STUDiO アミュプラザ博多

CASETiFYのモノグラムやロゴサインが目を引く空間のアミュプラザ博多。

地球環境に配慮した取り組みから、スマホケースを回収する「RECASETiFY」ボックスを設置。自社製品に限らずリサイクルをすることができる。

オープン日:2023年3月3日(金)
住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 1F
電話番号:092-260-3953
営業時間:10:00~20:00(営業時間が異なる場合がございます。)
https://www.casetify.com/visit-us/jp/amu-plaza-hakata

■CASETiFY OSAKA

世界初の旗艦店が心斎橋にオープン。

総売り場面積103.7㎡の店内は、世界で活躍する建築家アンドレ・フ―氏によってデザインされたもの。日本の伝統とクラフトマンシップに敬意を表したデザインとCASETiFYの持つスタイリッシュでクリエイティブな印象とが調和し、空間が仕上がっている。

オープン日:2023年6月23日(金)
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2丁目8番2号
電話番号:06-4256-2958
営業時間:10:00~21:00(営業時間が異なる場合がございます。)
https://www.casetify.com/visit-us/jp/osaka-shinsaibashi

■CASETiFY
https://www.casetify.com/

画像提供:CASETiFY

SThree株式会社のオフィスデザインをGARDEが手掛ける

SThree株式会社は、STEM(科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学)分野に特化した人材紹介会社で、ロンドンを最初の拠点として今では世界15か国、44拠点にオフィスを構えるグローバル企業です。今回はその東京オフィスのデザインをGARDEが手掛け、内装設計、施工監修、FF&Eコーディネーションを行いました。

東京オフィスは、歴史感じる銀座の中心にある歌舞伎座と隣接するモダンなオフィスビルにあります。歴史的且つ近代的雰囲気が交わるこの場所で、6ヶ月という短期間の設計・施工を経て、心躍るワークプレイスが誕生しました。今回はブランドメッセージであるダイバーシティとインクルージョンに重きを置き、多文化というテーマを通じて、その尊さをデザインで表現しています。

コンセプトのインスピレーションは、西洋と日本の文化の融合が、STEM産業への人材紹介に焦点を当てたオープンでアジャイルなワーキングスタイルに溶け込むイメージからきています。スポットライトで照らされたサブブランドやミニマルな会議室に囲まれたレセプションスペースは今回のデザインポイントです。また、近未来なムード漂うエントランスを抜けると、クライアントのルーツである英国を表現した居心地の良いソーシャルハブが広がります。ビリヤード台、パブバー、ポーカーテーブルを揃えており、いつでも西洋の気分を楽しむことのできる空間に仕上げました。

完成したオフィスの様子は以下のリンクから動画で確認できます。
リンクはこちら

■プロジェクトディレクター紹介
クリストファー・ブルックス Christopher Brooks,AIA
国際デザイン事業本部長 デザインディレクター AIA(米国建築家協会所属)建築学修士

ホテル・マルコポーロ香港内ダイニングADD、バンダイナムコスタジオ本社等、米国・日本・アジアにおいてオフィス、レジデンシャル、リテール他幅広い分野で実績を積む。アディダスジャパン本社&ショールームでAsia Pacific Property Award 2015を受賞し、メットライフジャパン本社でHerman Miller Liveable Office Award、IDA Gold & Silver awards 2018を受賞。

■プロジェクトメンバー
三浦凪沙、須藤直人、フランチェスコ・リストリ、月安崇徳、鈴木大助

■業務内容
内装設計、施工監修、FF&Eコーディネーション

■物件情報
名称:SThree株式会社(オフィスデザイン)
所在地:東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー9階
区画面積:1,315㎡

香港No.1デベロッパーHenderson Land “BAKER CIRCLE ONE”のクラブハウスデザインをGARDEが手掛ける!

香港No.1デベロッパーであるHenderson Landがホンハム地区の大型再構築複合プロジェクト“Baker Circle”のファストフェーズであるBAKER CIRCLE ONEのクラブハウスのデザインをGARDEが手掛けました。

〝Blooming″(=咲く)をコンセプトにしたクラブハウスには、“和”を感じる要素を採用。ミニマルで新鮮なシェアスペースをデザインしました。

6月21日(火)には香港メディアに向けた大規模なプレス発表も開催され、GARDEからも取締役の室とデザインディレクターの齋藤がリモートで参加しました。

ということで、今回はデザインを担当したデザインディレクターの齋藤新にBAKER CIRCLE ONEのクラブハウスのデザインについてインタビューを行いました。

■デザインコンセプトについて

先ず、クライアントから日本をモチーフにしたデザインが出来ないかという要望を受け、普通に和の空間を香港で再現しても色物になってしまうので、日本的な要素を取り入れた一風変わったデザインを提供することにしました。

その中で光の陰影をキーワードにしながら、花びらの様な有機的な空間に包まれる、エレガントな空間をデザインしました。365日の時間や季節の移ろいを感じる…そんな空間です。そこで〝Blooming=私のプライベートな花園に咲く花″をデザインコンセプトに、そして花びらの柔らかでエレガントなカーブをモチーフにその、流動的で優しい雰囲気を素材感、色味、照明により演出しました。

例えば、あまり強い照明は用いず、間接光を多用したことがあげられます。壁面や天井は可能な限りシンプルにし、そこに間接光が映し出した花びらや緑の陰影が広がることで空間に深みのある安らぎを与えました。

もちろん、それぞれの季節の環境的な影響は受けるものの、それをプラスと捉え、季節や時間の変化により生まれる一瞬一瞬をご体験頂くこともお楽しみ頂ければと考えています。

■Baker Circle Oneのクラブハウスデザインの特徴

友人や家族、住人たちが思い思いのスタイルや趣味趣向で利用することができるよう、3棟それぞれに異なる機能や目的を持つシェアスペースをデザインしました。屋内にはヨガスペースやライブラリーといったカルチャーアクティビティ…、屋外には屋上庭園やフルーツガーデン、BBQサイトやプレイグラウンド、アーバンファームなどと言ったアウトドアアクティビティ…。非常に個性的で且つ満足度の高い空間が完成しました。

■ラウンジデザインについて

(Image1)

今回、3棟それぞれのラウンジをデザインしました。今回は、うち2棟のラウンジデザインについてお話します。

まず、1棟目のデザイン(Top Image)ですが、こちらは、自然の持つ生命力そのままを描いたかのような美しい桜の木が印象的な屋外と屋内は敢えて仕切らず、一つの大空間に見立てています。屋外と屋内の境を無くすことで、狭い香港の住環境の中で最大限に広く豊かに使えることを念頭に計画しました。また、利用者の多様な用途を叶えるため、壁側はマルチファンクションウォール仕様にしました。多様な使い方に応え、空間をシェアするという事が色濃く出ている点となっています。また、3Fのルーフトップガーデンに続く階段は大胆に曲線デザインとすることで空間に柔らかさを表現しました。

次に、2棟目のデザイン( Image 1)ですが、より和を感じることが出来ることを意図してデザインし、格子や行燈風の壁面、荒々しい仕上げの石などを使用することで陰影をさらに強調したデザインとなっています。

フローリングと天井のデザインは敢えて切り替えることで、空間にメリハリを持たせ心地よく時間を過ごすことができ、安らぎを感じる空間を完成させました。

■Yoga Roomデザインについて

カルチャーアクティビティの一つとして、ヨガルームをデザインしました。四方が見渡せる大きな窓からはたくさんの自然光が注がれ、また明るさを抑えた照明と曲線的なデザインが印象的な天井からは開放感がある柔らかな光が心身を柔らかに包みこみます。

また、木の温もりを感じるフローリングは身体だけでなく心もリラックスできる天空のヨガスペースと言えるかもしれません。

■ライブラリーデザインについて

全体をアースカラーで統一した空間には、フィン状の壁面や波状の格子、花びらを模した天窓を採用しました。天井からは水面の輝きに似たキラキラとした自然光が降り注ぎ、緑溢れるフルーツガーデンのあるバルコニースペースからは植物たちの呼吸を感じることもできます。大都会にいながら、自然に包まれたような贅沢体験が叶う空間を創り出しました。

■アートスペースデザインについて

木をベースにしたシンプルな空間には柔らかな自然光が差し込み、様々なアート作品とともに、ゆっくりとした時間の流れを感じて頂けると考えています。
ラウンド状のパーツを組み合わせた天井や木製の椅子などを採用することで、子どもの頃に庭先で自由な創作をしたことを思い出すような、遊び心を盛り込みました。
日頃の喧騒を忘れ、心を落ち着かせることができる優しい空間になればと考えデザインしました。

■Staycation Roomデザインについて

まだまだ、自由な海外渡航が制限される中、非日常体験を味わえる〝和″を体験頂ける空間をデザインしました。畳や格子、和紙照明など視覚、嗅覚ともに〝和″を感じる素材を採用することで、ミニマルで無駄のない〝和″を表現することにつなげました。

■ジムスペースデザインについて

大きく開けた窓からは燦燦と外光が差し込み、外装部分にスカイライトを設けることで、開放感のある空間としました。日差しの調整にはローマンシェードを採用することで、光の量を調整するようにしました。
柔らかなカーブをアクセントにした壁は日本の屏風をモチーフにしています。ここでも〝和″を感じて頂ければと考えています。

■Desiner Profile

Scroll to Top