絵画を「コーディネート」することで、その新しいありかたを提示するアーティスト・田岡智美の個展「COODE ’24 : FRUiTS JUICE DRINKS (+ OLD SPICES )」が2024年10月18日(金)から11月2日(土)まで東京・表参道のGARDE Galleryにて開催されます。是非お気軽にお立ち寄り下さい。
ギャラリー開催中は作品をその場でご購入いただくことが可能です。
本展のタイトルで FRUiTS(フルーツ)の i が小文字になっているのは、原宿に集まる若者たちのファッションを記録した伝説的なストリートスナップ誌『FRUiTS』に由来します。高級なブランド服への反発として古着をとりいれたストリートファッションに影響を受けてきた田岡は、その独特な視点から美術における展覧会のありかたや絵画のありかたに疑問を投げかけます。
1991年⽣まれ。2014年、広島市立大学芸術学部を卒業後、渡米。ニューヨーク・ブルックリンを拠点に制作。Q.i の名義でミュージシャンとしても活動し、自身のインディーズバンド Milk Talk は、2023年11月にフルアルバムをリリース。花澤香菜《タイムマシーンは突然に》や、オンラインゲームFortnite、Maison Kitsuné秋冬コレクションへの楽曲提供を行うなど、時代の感性を反映したレトロなエレクトロファンクの作風は、国やジャンルの境界を超えて親しまれている。
音楽関連のアートディレクターとしても活躍しており、Mili《Grown-up’s Paradise》、バンドじゃないもん!《ゴッドソング》、ポップしなないで《魔法使いのマキちゃん》などのMV監督、でんぱ組.inc《商売繁盛!元祖電波屋!》や King & Prince《なにもの》、SKY-HI《To the First》などの美術を担当したほか、キズナアイの作詞・衣装デザイン、ウタの「NHK紅白歌合戦」ステージデザインや『ONE PIECE FILM RED』ワールドプレミアで行われた「UTA LIVE in 日本武道館」の演出などを手がけている。
日常の尊さを謳うアーティスト渡邊一翔(わたなべ いっしょう) による「Atomic Love – Transience of Life – 」展を2024年8月18日(日)から8月30日(金)まで開催いたします。本展では、私たちを取り巻く日常のありがたさ、尊さを再認識する作品が展示されます。戦後80年近くを迎え、戦争体験の語り手が稀有な存在になる中、平和な令和の日本で戦争のリアリティーについて考えることを通じ、平凡のかけがえのなさを再認識する構成です。アーティストとして、今の平和な⽇本に⽣きる若い世代の⼀人の人間として“過ちを繰り返さぬ”ためにできることを実践する作家のメッセージにご注⽬下さい。