第9回 JAPAN BUILD TOKYO-建築の先端技術展- 持続可能な社会へ。建築技術の最新トレンドをご紹介

2024年12月11日から13日の3日間、東京ビッグサイトにて開催された「第9回 JAPAN BUILD TOKYO-建築の先端技術展-」。この展示会は、「高性能 建材・住設EXPO」、「不動産テックEXPO」、「スマートハウスEXPO」、「スマートビルディングEXPO」、「建物リニューアルEXPO」、「建設DX展」、「商業施設・店舗DX展」、「建物の脱炭素EXPO」の8つのエリアに分かれ、建築・建設・不動産業界の最新技術や製品が一堂に会する日本最大級の専門展示会です。

脱炭素化を支えるGXソリューションと建築の融合

脱炭素社会への移行を目指す建築業界にとって重要なテーマである「グリーントランスフォーメーション」(GX)。太陽光発電システムや蓄電池、省エネ空調設備など、エネルギー効率の向上を目指した製品が多数展示されており、企業ごとに独自の技術や事例が紹介されていました。中には瓦型太陽光パネルの展示もあり、機能性だけではなく建築におけるデザイン性も市場として求められていました。

全40講演のセミナー

展示会では、建築業界の最前線に立つ主要なキープレイヤーや研究者、政策構想に関わる企業や専門家らによる全40のセミナーが開催され、業界の最新動向や制約の変化に関する流れを解説したものから、有望な技術ソリューションや実践例を紹介したものまで、広い分野をカバーしていました。

主要な講演には、国土交通省住宅局審議官の宿本 尚吾氏による「建築物のライフサイクルCO2の算定・評価に係る検討状況について」といった建築業界向けの講演や、『正直不動産』原案者の夏原 武氏による「『正直不動産』原案者が語る。これからの不動産会社の在り方」のような不動産業界向けの講演も開催され、多くの参加者に最新の業界動向や、企業にもたらす影響、脱炭素社会の実現に向けて建築・不動産業界が目指す未来の形について伝えていました。

未来への期待とともに

「第9回 JAPAN BUILD TOKYO」は、建築・建設・不動産業界が直面する課題に対して、業界の未来を先取りし、最新の技術とアイデアで解決策を導いていくための最前線を体感できる展示会となりました。

GARDEでも空間デザインの設計において、未来につながる取り組みをプロジェクトやクライアントの要望に合わせ取り入れています。デザインのクオリティを保ちながらもサステナビリティな空間づくりをこれからも提供できるよう心がけてまいります。

【第9回 JAPAN BUILD TOKYO-建築の先端技術展-】

会期 2024年12月11日(水)~13日(金)10:00~18:00(最終日は17時終了)
会場 東京ビッグサイト
主催 RX Japan(株) JAPAN BUILD展示会事務局
○URL https://www.japan-build.jp/hub/ja-jp.html

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