創業40周年を記念し、GARDEが手掛ける初のニューヨークギャラリー「GoCA(Gallery of Contemporary Art)by Garde (以下:GoCA)」を、チェルシー地区にオープンします。
GoCAは、ニューヨーク・チェルシー地区にある2,400平方フィートのスペースに設立され、絵画、彫刻、陶芸などを通じて、日本やアジアのアーティストをアメリカおよび世界に紹介する、ニューヨーク初のギャラリーです。GoCAでは、今まで米国で紹介されてきていない日本やアジアのアーティストを中心に、絵画、彫刻、陶芸など多彩な作品を展示予定です。二ューヨークのアートシーンにGoCAから新たな風を吹き込み、日本およびアジアの現代アートをグローバルに広める拠点となることを目指しています。
オープニング展では、現代日本のネオポップジャンルを牽引する若手アーティストの一人である奥田雄太による最新シリーズ「花」の展覧会を開催します。奥田裕太の作品は、力強い筆使いや鮮やかな色彩、精緻なラインを特徴とし、存在の儚さや美しさ、そして「偶然」と「必然」の繊細なバランスを象徴しています。
奥田は、「今ある幸せに目を向け感謝する」ことをモチーフに、その感謝を一輪の花に例えます。奥田の祖父の本業は庭師で、近しい人や他人にも花を送ることが家庭では習慣として自然なことでした。新型コロナ感染症拡大の中で得た、日常のありがたさへの気づきは彼の中で花に変化し、私たち自身の生き甲斐を再認識させてくれます。愛する家族と過ごす何気ない時間、その当たり前に在る幸福な時間を作品を通じて感じていただきたく存じます。こうした精神性を日本が誇る価値観としてGoCAの新ギャラリー空間でお披露目ができますと幸いです。
オープニング展概要
■日程:日本時間:1月30日(木)8:00~11:00 現地時間:1月30日(木)18:00~21:00(受付17:50~)
■会場:Gallery of Contemporary Art(515 W 23rd St, New York, NY 10011- Under the Highline)
■登壇者:奥田裕太
■内容:主催挨拶/フォトセッション/個別取材
GoCA概要
名称:GoCA (Gallery of Contemporary Art) by Garde
所在地:ニューヨーク・チェルシー地区
スペース面積:約223㎡(2,400平方フィート)
GARDEが手掛ける初のニューヨークギャラリーであるGoCA (Gallery of Contemporary Art) by Gardeは、ニューヨーク・チェルシー地区に位置する日本およびアジアの現代アートに特化したギャラリー。絵画、彫刻、陶芸を通じて新進気鋭から著名なアーティストを紹介し、文化交流と対話を促進する場として活用予定。
アーティスト情報
奥田裕太 (Yuta Okuda)
日本のビジュアルアーティストで、細密な線画と太いストロークが特徴のミニチュアペインティングを制作する。これまでにニューヨークのMizuma & Kips、東京のGallery ISHIKAWA、台湾の333 Galleryなどで個展を開催。アートバーゼル香港やアートフェア東京2024などの国際的なアートフェアにも出展。ファッションデザイナーとしてのキャリアを経て、ロンドンのISTITUTO MARANGONIでファッションデザインの修士課程を修了。2022年に自身のスタジオ「Yuta Okuda Studio」を設立し、広告、ブランドコラボレーション、編集プロジェクトなど多分野で活動を展開。